ストーリーラインズです。
今回は「娘が不倫していました」のあらすじ（ネタバレ含み）です。
毒親の話はよく聞きますが、この話は毒親ならぬ毒娘の話になります。
どんな毒娘かというと、娘は妻子持ちの既婚者を愛してしまい終いには犯罪まで犯しそうになる。
という話になります。
初めはただの不倫で、娘が相手に騙されている。
そう思っていた母親。
しかし、調べれば調べるほど娘の毒愛が明かに…。
何も言わない娘が自分の娘じゃないように感じてしまう。
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娘が不倫していましたの作品情報
※イメージ画像
- 作品名：娘が不倫していました
- 作者：サル山ハハヲ
- ジャンル：女性コミック
- 掲載雑誌：コミックかのん
- 発行元：飛鳥新社
娘が不倫していましたのネタバレとあらすじ
※サブタイトルは読みやすいように解釈したもので、公式ではありません。
1話 幸せな家庭を壊した1通の手紙
この1話でごく一般的な家庭に届いた1通の手紙から娘の実体がわかる話になっています。
定年をもうすぐ迎える父親と専業主婦の母親。
そして、もうすぐ30歳になる娘 桜子。
両親と離れて暮らす桜子、母親との電話で『彼氏が出来た』そう話していました。
母親は娘の歳も歳だから彼氏がいる。っという知らせは嬉しかったのです。
娘から彼氏がいる事を教えてもらった翌日。
特別送達で母親のもとに1通の手紙が届きます。
その手紙の送り主が『東京地方裁判所』だったのです。
この1通の手紙から桜子がどんな男性と付き合っているのか知ることになる。
2話 愛する我が子の知らない顔
この2話では、両親が娘 桜子の知らない顔を見てしまう瞬間になります。
それは、あまりにも道徳から外れていて家族でありながら遠い他人のように思える瞬間。
相手の奥さんから送られてきた『東京地方裁判所』からの手紙。
そのことで桜子が不倫をしていること知ります。
桜子は既婚者だとは知らずに付き合っていた。そう母親に話します。
そんな話から母親は桜子は相手男性に騙されたのだと思っていました。
そして、父親が職場の上司の紹介でこういう件に関して強い弁護士を紹介してもらい裁判前に示談出来ないかお願いします。
2週間後、裁判前に相手男性とその家族で話合いの場を設けることが出来たのですが、そこで母親の知らない娘の実体が明かに。
それは、娘が犯罪行為をしていると相手奥さんから聞くことに…。
3話 相手男性の本音
この3話では、桜子の両親が知らなかった不倫の真相と相手男性の本音が描かれています。
桜子が既婚者だと知らずに相手男性と不倫関係を続けていたのは３年前の事で、その後も既婚者だと知りながらも関係を続けていました。
しかし、奥さんにバレて１年前に当事者同士で示談したはずだった…。
それなのに桜子は相手男性に依存し、相手男性の家族に身の危険を感じるような行為を繰り返していたのです。
更にこの話合いで相手男性は、すでに桜子とは関係は終わっている。
そう話します。それを聞いた桜子は…。
4話 桜子、心に秘めた闇
この4話では桜子が心に秘めた闇の部分が描かれています。
それは、今まで母親の事をどう思ってきたのか？ということ。
今回の不倫騒動で母親は桜子に大学の時にお見合いでもさせておけば良かった。
そんな事を口にします。
その言葉が桜子の逆鱗にふれ、今まで自由に恋愛が出来なかったのは母親のせい。
そう言い始めるのでした。
それは、大学時代結婚まで考えていた彼氏がいたのに、母親が、ケチをつけそのせいで破綻していたこと。
桜子は恋愛において母親のせいで自由に恋愛させてもらえず、今回の不倫騒動で心が壊れてしまったのかもしれません…。
5話 自分の娘が恥ずかしい？
5話では、『不倫をした自分の娘が恥ずかしい。』そんな風に思う母親が描かれています。
それは、桜子が不倫をしたせいで、その事が近所の人にバレたらどう思われるのか？
そんな後ろめたさから、近所の人にはなるべく会わないようにしていたり、知り合いがいる習い事も行かなくなります。
そして、老後資金を慰謝料に使ってしまったので母親は今まで専業主婦だったけどパートに出る事を決めたのでした。
あれから何日経っても再就職を決めようとしない桜子に母親は苛立ちを覚えます。
そんな母親の様子に桜子も気が付かない訳もなく、母子の関係は悪化していくのでした。
娘が不倫していましたの感想レビュー
毒親視点の漫画はいくつか読んだことがありますが、こういった毒娘視点の漫画は珍しいと思いました。
自分の愛する娘がまさか…不倫をしていたなんて…。と両親目線からしたらショックだと思います。
更に、娘が被害者だと思っていたら実は加害者、しかも犯罪までいきそうだった。という怖い話。
しかし、その背景には母親に今まで言えなかった桜子の心の闇が関係しているのだな…。妙に納得してしまいました。
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